【統計初学者向け】最初に手に取りたいおすすめ書籍3選+α!

統計初学者向けおすすめ書籍

こんにちは、りょうです!

統計学を学ぶのに最初に読むべき書籍がわからない。。
多すぎて選べない。。

りょう

こういった悩みを解決するのが本記事です。

統計を勉強しはじめると、期待値、分散、標準偏差など聞き慣れない言葉が登場し、困惑することが多いと思います。

僕もはじめは全く理解できておらず、何度も何度も調べながら知識の定着を図っていました。

その際に統計学を学ぶための超入門書として利用したのが、本記事で紹介する書籍です。

対象読者
  • 統計学を0から学び始める方
  • 書籍で体系立てて学びたい方
  • 統計検定2級を受けるため書籍を探している方

本記事を読むことで、統計学を学ぶために最初に手に取るべき書籍がわかります。

統計学を学んで、データを正しく解釈するスキルを身に着け、データ人材への一歩を踏み出しましょう!

本記事で紹介する書籍の他にもいい本があれば教えていただけると幸いです。

目次

統計学がわかる

「統計学がわかる」は統計学をこれから学ぶ方が最初に読む本としておすすめです。

下記の3つがおすすめできる理由です。

おすすめ理由
  • 会話形式のため内容を理解しやすい
  • 統計学の基礎的な内容を網羅
  • 図が豊富で直感的に理解しやすい

実際に本の構成をみると、統計学の書籍でも最初に取り上げられるような内容を網羅しています。また、図も豊富で直感的にt分布や信頼区間を理解できるようになっています。

スクロールできます
章タイトル対象分野
ポテトの長さは揃ってる?平均と分散
ポテトの本数はどのくらい?信頼区間
ライバル店と売上を比較カイ2乗検定
どちらの商品がウケていますか?t検定(対応なし)
もっと詳しく調べたい!t検定(対応あり)
3つ目のライバル店現る分散分析(1要因)
新メニューで差をつけろ分散分析(2要因)

「統計学がわかる」を最初の統計学の書籍として、読んでみましょう!

りょう

統計学ならではの専門用語も簡潔に説明されているのもいいです!

統計学がわかる

統計学がわかる 〜回帰分析・因子分析編〜

「統計学がわかる〜回帰分析・因子分析編〜」は前章の「統計学がわかる」の次のシリーズで、アイスクリーム屋さんでの出来事を中心に回帰分析と因子分析を学べます。

なので、「統計学がわかる」と合わせて読むことをおすすめします。

実際に「統計学がわかる」を2冊読むことで、伝統的な統計学の書籍の内容を網羅できる構成になっています。

スクロールできます
章タイトル対象分野
最高気温と客数の関係を知りたい散布図と相関
相関の強さを知りたい相関係数
その相関係数に意味はあるのか?無相関検定
最高気温で客数を予測したい回帰直線
最低気温と客数の関係を知りたい偏相関
最高気温と最低気温から客数を予測したい重回帰
アイスクリームの好みに相関はあるのか?相関行列
アイスクリームの好みはどう分類できるの?因子分析

相関行列や因子分析といったやや難易度の高い分野も図解と会話形式で、理解のハードルを下げてくれています。

繰り返しになりますが、統計学の最初の書籍として「統計学がわかる」の2冊はおすすめです。

統計学がわかる〜回帰分析・因子分析編〜

完全独習 統計学入門

完全独習 統計学入門は、中学数学までの知識で統計学を学んでいく超入門書になっています。

おすすめ理由
  • 演習問題で理解度を図れる
  • 身近な例が豊富でイメージしやすい
  • 確率の知識はほぼ使わず、中学数学までしか使わない

実際に統計的推定の目標で「部分から全体を推論する」を説明するときに、料理の味見の例を出していて、とてもわかりやすかったです。

料理の味見も容器の中が均一に混ざっていると考えて、少量の味見で全体の味を評価していますよね。

りょう

これってまさに統計的推定をみんなが日常で使っているよね、って話です!

繰り返しになりますが、「完全独習 統計学入門」は統計学へのはじめの一歩を踏み出すのに最適な書籍です。

完全独習 統計学入門

統計学入門(分析シリーズ)【時間があれば読みたい1冊】

統計学入門(分析シリーズ)は、なぜその分野が必要なのか?といった背景を丁寧に図解で解説しているのでオススメです。

統計学の書籍のほとんどは背景に触れずに淡々と統計用語を説明していきますが、統計学入門は背景の説明にもページを使って丁寧に説明しています。その結果、ページ数が350を超えています。

実際に「〇〇の考え方や〇〇を学ぶ前に」といった小タイトルが用意されており、図解を使いながら背景の説明を行っています。

スクロールできます
小タイトル対象分野
推測統計を学ぶ前に推測統計
仮説検定の仕組み仮説検定
線形回帰から広い枠組みへ統計モデリング
ベイズ統計の考え方ベイズ統計

繰り返しになりますが、統計学入門は豊富な図解を使いながら背景も丁寧に説明してくれるので、ぜひ手元においておきたい1冊です。

統計学入門(分析シリーズ)

まとめ

本記事では統計学初学者向けの以下の4つの書籍を紹介しました。

紹介書籍
  • 統計学がわかる
  • 統計学がわかる〜線形回帰・因子分析〜
  • 完全独習 統計学入門
  • 統計学入門(分析シリーズ)(時間があれば読みたい1冊)

上記の本を読めば、伝統的な統計学の書籍(大学の授業で使うような書籍)もグッと理解しやすくなると思います。

統計学は難しい!

前提としている数学の知識が多様で多岐にわたる分野を学ばなければならないので、、というのが個人的な意見です。

それだけにデータを正しく読み解く力が身につけば、強力な武器になるとも思っています。

最初は分からなくて当然なので、図解が豊富な書籍や会話形式・マンガ形式の書籍から入門しましょう!

この記事が皆さんの一助になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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